JICAの現職参加制度(期間•待遇)

JICAボランティアへの参加方法は大きく分けて2つあります。それは、

•一般での参加

•現職での参加

です。

一般での参加の場合は、大学を卒業後、会社を退職後など基本的にはどこにも籍を置かずに参加することです(大学在学中は例外)。この場合では、大卒1年目の方や民間企業を退職して参加される方が多いように思います。

現職での参加の場合は、学校や会社に籍を置いたまま参加することです。この場合では、学校教員や市役所の職員、一部の民間企業の方が利用することが多いように思います。

私は現職での参加ということで会社に籍を置いたままJICAボランティアに参加しています。

また、現職での参加では、会社によって休職期間にばらつきがあるため帰国のタイミングも変わることがあります。私の場合は、2年4ヶ月の休職が認められているため、派遣前研修•準備期間の約3ヶ月と任地での活動期間の2年間全て込みの休職になります。

また、待遇については、現職参加の場合は有給休職と無給休職があり、JICAボランティアに参加しながらも会社からの給料を貰えるケース(おおよそ6割〜満額)もあります。(私は有給休職です)

無給休職の場合では、一般参加の方と同様の扱いとなり、現地での活動費+諸手当(10万前後?/月)を貰えるようです。

まとめると、

●一般参加•無給での現職参加:

・派遣期間:2年

・待遇:現地活動費+諸手当

●有給での現職参加:

・派遣期間:1年8か月〜2年

・待遇:現地活動費+所属先からの給料

という形で手元に入ります。

なお、現地活動費については国によって異なり、その国での生活ができる平均的な金額を受け取ることができます。

また、最近のJICAの傾向として、ボランティア後の会社への還元という意味で現職参加をできるだけ増やしていきたい傾向にあり、現職参加の方の方が合格しやすい傾向にあると思います。(私の主観です)

簡単ではありますがざっとJICAの参加形態、待遇について書いてみました。

JICAボランティアに関心のある企業に所属している方は是非、今一度会社の福利厚生などを調べてみてください。意外と制度が存在し、チャンスが転がっているかもしれません。

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